アイドルのダンスとキッズダンスの話

音楽の軽視が進み、視覚的エンターテインメントに侵略されて久しいが、その一角を占めるのは間違いなく「ダンス」だろう。 ほぼ「音楽にはダンス必須、歌わなくてもいい」という状況で、その筆頭に挙げられるのはやはりアイドルだろう。

そのアイドルのダンスだが、ひまわりというグループのダンスを見た。 ちなみに、グループを特定するまではかなり手こずった。

AKB48 Cosplay Dacing Groupだそうだ。 オリジナルの要素もなければ歌うのですらないというそんなのアリか、という気持ちもないではない。

この動画思うところがかなりある。

2人→5人→6人と増えながら3演目をこなすが、 個々のダンスの技量差がかなり激しい。拮抗した人物がおらず、完全に技量における序列があり、しかもその差は大きいのだ。

最初に踊る緑と黒(恐らくはWingさん。そう仮定する)はダンスの上手い2人となるのだろうが、その技量差は悲しいほど大きい。 よくわからないという人は任意のところで動画を停止してみるといい。 緑の人は動きの途中で体が崩れてしまっているし、動きを省略してしまったりしている。一方Wingさんは非常に綺麗にフォームをきめて、流れでも崩れることなくきれいなフォームを保っている。綺麗な体をしているが、それでもしっかりとした筋肉がつき、動ける体であることを感じさせる。 また、正面を向いている時はほぼ常に一定の笑顔である。ダンスで表情を保つのはかなり高度な技術となるが、それも含めてWingさんのダンス技量はかなり高い。 対して緑の人の技量は普通だ。呼吸器系は強そうだが。

あまり言う必要はないと思うが、他の4人に関しては動きも表現力も乏しく、下手だ。 Wingさんは別として、踊りだけのグループとして成立するだけの技量とは思えない。容貌も…まぁ、言うまい。

(しかし、これを見るとAKB48のダンスは、ダンスと呼べるものではないように思える。)

今ダンスなどと呼んでいるものはその程度か…と思うのだが、必ずしもそうでもない。 キッズダンスのステージ映像を見ると、この動画の2番目のエントラントはかなりレベルが高い。 学校で必修になったりもしているが、よくわからない「ダンス」、その実態もまた混沌としているように見える。

レベルの高いダンスは見ていて楽しいが、音楽を愛する私としては、音楽に視覚を必須とした上で音楽を軽視する昨今は非常に嘆かわしいものだとは思う。 だが、児戯のようなダンスが跋扈するのは、ダンスの世界においても害なのではないか。

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