Aukey モバイルバッテリー PB-N36

3回目のAukeyレビュー。

レビューはAmazonに詳しく書いたので、そちらを見ていただくのが早いだろう。

ここではさらにもう少し掘り下げてみる。

Volutzのケーブルでなぜ電流が出ない?

Volutzのケーブルは非常に高品質な充電・通信用ケーブルである。

通信用だとチャージャー側で短絡していないと急速充電器と認識されず電流が上がらない場合もあるが、Aukeyは急速充電に対応しているし、だいたいAnkerのチャージャーが短絡すらしてない、ということはあるまい。実際、100均の通信用ケーブルでちゃんと電流が出ている。

ケーブル個体の問題ではなく、他のVolutzケーブルでもやっぱり電流はあがらなかった。

ちょっと私には知見が足りない。

安全機能の重要性

サージプロテクションに関しては、私みたいにコンピュータだらけだとタップに入れてあるのでそれほど心配ないのだが、まぁつながっているものが全滅するので本当に重要だ。

サージプロテクションという意味ではバッテリーに対するインプットでの処理だと思うのだが、まぁ故障に伴う異常電流を制御するのならそれはそれで安心だ。
熱暴走、ショートのプロテクションも、巻き添えを防ぐので地味にありがたい。

だが、過充電防止は、日常的に本当に重要だ。
寝ている間に充電器に挿しっぱなしという人は多いと思うが、過充電がバッテリーに与えるダメージは非常に大きい。
そして、USBチャージャーに過充電防止機能が本当にない。なんでないのかととても腹立たしいほどだ。

モバイルバッテリーにしても、バッグの中でつないでほったらかすのだろうし、結構過充電になりやすいのだが。

ちなみに、80%で放電してくれると嬉しいのだが、さすがにそれは色々むずかしい。100%充電したい場合だってあるだろうし。

2.4A

2.4A対応のUSBケーブルはかなり少ない。2.1Aならそこそこあるのだが。
そして高い。

2.4Aとはどういう場面で役立つか、という話なのだが、まぁだいたいのスマホは2.4Aも受け入れないのであまり意味がないと思う。

タブレットだと受け入れるかもしれない。というか、Windowsタブレットだと、2.4Aなら充電できるというのがある。SURFACEもそうだったように記憶している。

ちなみに、私のPavillion x2-10は5.4A必要なので無理だ。

ライバル

Anker, PowerAdd, EasyAccなど色々あって、機能的にもだいたい横並び、どうも激戦らしい。

ちょっとモバイルバッテリーでまともに機能する限りは比較性能テストというのは個人でできるレベルではないのたが、ちょっと簡単にこの3製品と比べてみよう。

  • PowerAddよりは高く、AnkerとEasyAccよりは安い。性能横並びなら値段はすごく大きい
  • Ankerは保護機能は書かれていない
  • ポート数がEasyAccが4。入力も4で同時入力2と結構すごい
  • いずれも独自インテリジェントタイプ。比べないことには優劣はつけられない
  • AukeyだけがInputにLightningあり。Apple教信者だとmicroUSBケーブルがなかったりするのかな?
  • PowerAddは出力が1Aと2.1Aと記載。2.4Aがないだけでなく、「どちらかで流す」ということか?レビューにはそれぞれポートごと固定と読める
  • EasyAccはポートあたりの出力について記載なし。Ankerは2.4A
  • EasyAccは454g。他のふたつは記載なし。Aukeyは387.2g。軽いと感じたが、実際容量にしては軽い
  • Aukeyだけがトータル出力3.4Aで、ほかは4.8A

本当に微妙な違いで、どこを重視するかの話だと思う。
安価なPowerAddはなかなか魅力的に見えるが、一抹の不安もある。

Aukeyはこれらの中で二番目に安価。この時点で他のふたつには勝っている。だが、決定的なアドバンテージがどこかにあるか?というのもあるだろう。

家族が7人くらいいて、かつお出かけするとみーんなずっと激しくスマホいじっていてバッテリーがみんな足りなくなる、というのなら、EasyAccの4ポートは魅力かもしれない。だが、モバイルバッテリーで4ポート必要な状況はあまりないと思う。

4.8Aについては、2ポートなら2.4*2ということになるが、そんな状況はまずないだろう。
そもそも、複数のデバイスに対して急速充電が必要な状況というのは、私はでかけ前しか思い浮かばず、モバイルバッテリーでの要求ではない気がする。
電流要求の高いタブレットが複数ある状態ならわかるが。

結局、「ポートを区別しなければならない」という不便は大きいので、PowerAddの使い勝手が気になる…となれば、Aukeyだろう。私はそれなりに気にする。
4.8Aはいらない。EasyAccの重さは辛い。Aukeyの総容量の計測はしていないが。

20000mAh

最大の問題は20000mAhという容量がどうなのか、という話だ。
Raspberry-Piあたりを監視カメラとして動かしたりする時には必要な容量だが、ここまでのサイズが必要になることは、まぁ稀だと思う。

携行性も悪いので、一番考えられるのは、家族で旅行…だろうか。人数がそれなりにいて、みんなガンガン使ってバッテリーが足りなくなる、ということだとこれが1つあればいい。車なら携行性は気にならないだろうし。

私はバイクでのAMCは車両から給電しているが、給電器をつけていないのなら大容量バッテリーがあったほうが良い。その意味で、20000mAhは日帰りのツーリングで適当なサイズとなる。

日常的な携行のために無闇に大きい容量を追求するのはやめておいたほうがいい。

一番ありがちなのは、ビデオカメラ(特にAMC)での撮影で、交換メディアを持ち歩くような長時間撮影をする場合だろう。また、業務上、バッテリーを酷使する作業を延々出先でタブレットで行う…というような場合にも必要になる。

連日キャンプ泊となるバイクでのロングツーリングにも必要だ。しかし、登山では重すぎるし、普通にホテルに泊まるなら電源はある。特殊な状況なのだが、そのような特殊な状況は色々あるのでニーズは結構あるものだろう。とりあえず、ツーリングライダーはひとつはもっておいたほうがいい。

常に孤独な私は、家族で台数いっぱいみたいな状況はあまり思い浮かばない。

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