宮沢経産相「SMバーを政治資金で落としていた」

「女性が輝く人事」を打ち出した安倍内閣だが、その女性大臣が2名、政治スキャンダルで辞任となり、そして後任の大臣が今度はSMバーへの支出を交際費として政治資金から落としていたことが問題となっている。

この問題は、実際の問題と現実が乖離している、というよりも乖離する運命にある。

これが問題なのは「私的な支出を公的な資金から出した」という「政治とカネ」の問題であり、これまた政治スキャンダルである。それがSMバーであったことは特に問題に対しては関係のないことだし、「政治とカネの問題がありきたりである」という立場で発言しているのであれば、今回は大臣であるという立場はあるが、私的な支出と言っても額はかなり小さい。そのため、「小さなことである」という言い方もできる。この問題が問題であることはあくまでそれだけだ。

ところが、「SMバー」という精神的嫌悪あるいはフレーズの刺激性から騒ぎになることになる。「SMバーに行くような人を大臣にして良いのか」などという一体どこからその理論は来たのだという言葉も平気で出てくるだろう。だが、個人の趣味であり、合法であって、私的なことであれば他者がとやかく言うことではない。問題はそれに公的な資金を用いて「公的な行為だ」としていることだ。ところが、話はすっかり政治スキャンダルでなく下半身スキャンダルの様相を既に呈している。

今回のことが何とも皮肉なのが、女性を起用したらスキャンダルで降板せざるをえなくなり、代わって起用した男性大臣は女性に関する(大きなイメージダウンとなる)スキャンダルを起こしたということだ。

そう、小沢さんの時にさんざん騒いでおきながら実際には「政治とカネ」の問題に鋭敏になっている人などごくわずかであり、だいたいはイメージの問題である。そして、今回の現実はまさに「イメージの問題」なのだ。

感想を言うなら、バカバカしいし、そういう騒ぎ方をする人が愚かしいと思う。

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