クッションインソールの比較

私は足首が弱い。ものすごくぐらぐらしていて、家の中で歩くだけでも捻挫してしまったりする。くじいた感覚がなくても、着地のショックで痛めていくのだ。

このため、靴へのこだわりが強い。こだわりが強いというよりも、こだわらなければ負傷してしまうし、歩くことができないのだ。

昔、エアジョーダンなどエアクッションの入ったシューズがあって、それを試したこともあるが、不安定で余計にくじいてしまった。スタビリティが高く、衝撃はやわらげる、そんなシューズが必要だ。そして、行き着いたのがNewBalanceである。

NewBalanceで本当にいい靴を選べばダメージはごく小さくできる。例えばM576。あるいはM2040。だが、それは本当に高い。私はM990v3を履いているが、アウトレットでもこれは高いので複数なんてとても持てない。しかも、M990v3でもまだ足を痛めるのだ。

そこで、さらなる強化策としてインソールを活用している。そして、それを色々試したインプレッションをお届けしたいと思う。
なお、試した組み合わせは以下のとおり

  • Sofsole + M990v3
  • Finoa Impact + M990v3 / M560 / M1090
  • Finoa Running + M560
  • NewBalance RCP130 + M1090
  • NewBalance RCP150 + M1090

なお、「硬い」という言葉の定義が問題となるため、定義しておく。
これは、クッション性がない、あるいは地面の感触が伝わりやすい(クッション性がなく薄い)ことを指して言う人がいるためだ。
私は、あくまでも変形量と変形時間に基づいて素早く衝撃を吸収し、また圧力が加わることによる変形量が少ないもの、つまりふらふら、むにむに感がないものを指している。
NewBalanceのENCAPやC-CAPは硬いが、衝撃吸収性は良い。

Sofsole

クッションインソールはもうだいぶ淘汰されてSofSoleしか残っていない感もあるが、私はいまいち合わなかった。

スタビリティが足りない割にクッション性もいまいちで、走るとぐらぐらして、しかも拇指球のあたりが痛い。
私は拇指球が着地点なので、ここが損耗するし衝撃もかかる。足首へのダメージを減らす方法なのだが、先端部にしっかりクッションが入っているものは少なく、貴重だ。

モデルは忘れてしまった。

Finoa Impact

Finoaのインソールは拇指球にもしっかりと拡張クッションが入っているため非常に良い。
私が最も気に入っているのがこのFinoa Impactだ。

踵と拇指球はエアクッションが入っている。そのため、非常にソフトなイメージがあるが、実際は非常に硬質でスタビリティが高い。ぐらつきのごく少ないフィーリングだ。

衝撃だけでなく圧力にも強い。長時間立っていてもあまり辛くないのが魅力だ。硬いので衝撃吸収性が悪そうに思えるが、そんなことはない。

非常に魅力的なのだが、問題が2つある。

まず、重い。なんとMサイズ片足で85gもある。そのため、長距離歩行による疲労は増してしまう。それにランニングシューズには向かない。スピードが出ない。

もうひとつは、非常に厚い。かなり余裕がないと入れられないレベルだ。

Finoa Running

ランニングというからには軽く薄いもの…をイメージしたのだが、だいぶ違う。

Impact同様2種類のクッションを採用するが、Impactと違いエアクッションではなく、ラバークッションである。
だが、Mサイズ片足75g。暑さもImpactよりは薄いが、それでもだいぶ厚い。75gもあるとminimusに入れるとその性能をかなり殺してしまう。

フィーリングはかなり違う。軟質で、かなりむにむにしている。体重をかけるとむにーっと沈むフィーリングだ。
だから、着地フィーリングもImpactとくらべてソフト。クッション性は負けていない。

何より、このむにーっとしたフィーリングは実際ランニングに適している。結構な反発力があって蹴りやすいのだ。
ただし、脚力のある人ならばこの沈み込んでから蹴りだすまでの時間がロスになるために、走りにくくスピードを削ぐかもしれない。

M560と組み合わせるにはちょうどよく、クッション性がいまひとつで足が痛くなりやすいM560でも普通に使うことができるようになった。Impactではやや辛いので、クッション性はRunningのほうがいいのかもしれない。

RCP130

NewBalance純正で、見た目にも触感もノーマルインソールとほとんど同じという、REV-LITEでできたインソール。
M1090をはじめとするMinimusに採用されているのがREV-LITEで、本当に軽い。
このインソールもクッションインソールでありながら、Lサイズで17gと極めて軽量。

だが、残念ながらノーマルインソールとあまり違いを感じられなかった。
NewBalanceユーザーのカスタムとしてはいまいちかもしれない。

特に圧力がかかった時にうまく分散してくれず、電車では辛かった。

RCP150

NewBalance純正で、こちらはABZORBでかかと部分にスタビライザーが入っている。
ABZORBはNewBalanceがランニング用に使ってきたクッションだ。軽量でやわらかく、クッション量が少なくてもクッション性を確保できる。

RCP130よりも若干厚く、Lサイズで35g。特に踵部分はボール状にクッションが入っている。
重量的にはminimusに使うには限界だろう。

RCP130と比べると明らかにクッション性は良い。
フィーリングが、RCP130の明らかに薄くストロークのない感じではなく、NewBalanceらしい、少ないストロークでしっかりと衝撃を吸収して止める、というフィーリングになっている。

だが、ずっと踏まれると拇指球あたりが痛い。前側は結構薄いので、性格的にはランニング用、それもミッドフット接地前提か。

重さや厚さに制約がある環境下では非常に優秀。
M1090にはベストチョイスではなかろうか。

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音楽家であり計算機使いであり、ライダーであり声優でもある。

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